あらすじ
1999年、4月―。
東方と言う姓の人物を探して日本のS市杜王町にやってきた空条承太郎は、
駅前で不良に囲まれた一人の少年に遭遇する。
亀を傷つける不良に対して、
怒りもせず、
頭を下げて謝るその少年の姿に不快感を抱く承太郎だったが、
次の瞬間、衝撃の言葉を耳にする。
その少年の名前は、東方仗助。
彼こそ承太郎が探していた人物だった―。
スタッフ
脚本:小林靖子
絵コンテ:津田尚克
演出:高村雄太
作画監督:西位輝実
名シーン
吉良吉影邸でモーニングタイム
出だしからアニメオリジナルシーンとか、
のっけからジョジョラーを鷲掴みにする所業ですわ。
杜王RADIOの軽快な音楽に、
さわやかに軽やかに朝食を作る手慣れた手つき、、、
の女性の手は手首のみ…
このシーンを見るとわけわからん上にこの上なあミステリーの予感を感じさせつつ、
ジョジョラーならこのシーンだけで第4部の象徴する描写だと一目でわかる秀逸さ。素晴らしい!
そして、どうやったら、手首のみを巧みに使って卵を割れるのかが知りたい。。。
空条承太郎と広瀬康一の出会い
この出会いも第4部を象徴する運命的なシーンです。
特に康一君が承太郎にぶつかって鞄の中身をぶち撒ける瞬間に
スタープラチナが素早く正確に拾い、
何事もなかったかのように振る舞う一幕がお気に入りです。
このやりとりだけで、空条承太郎の凄みと
ほんとに最初は康一君が
ただの一般人であることを一目でわかるシーンですね。
そしてスタンド使いは惹かれ合うというルールを唯一崩した出会いでした。
東方仗助という人物
第4部の主人公にして、
見た目も中身もプッツンしたらヤバいやつw
と思っていたんだけど、
1話のアンジェロと出会った時に
すでに命のやり取りをする覚悟ができてる高校生だったことに気づく。。。
自身のスタンド
(クレイジーダイヤモンドと命名される)
もキレたら自在に出せる、、、し、
実は平時でも自由自在に操っているんだよね。
今まで当たり前のように主人公だから受け入れていたけど、
特異性あり過ぎだわ。
アンジェロと初遭遇
第4部の最初の時にして、
ラスボスでも遜色のない経歴、
本体の凶悪性、
スタンド能力の無敵性と、
恐ろしい敵でした。
しかもここもアニオリシーンが盛り込まれていて、
アニメ制作陣の力が入っていることが伺えます。
アンジェロのスタンド、
アクアネックレスは、
液体状になれ、
あらゆる場所に出入りし
人の体内にすら潜むことができ
操ることも出来るというチートぶり。
さらにアンジェロ自身も
IQ160で狡猾かつ残忍な性格なため、
かなり手がつけられない相手なんだったんだよな。。。
名セリフ
「おい…先輩、あんた…今、おれの この頭のこと なんつった!」by 東方仗助
東方仗助の名刺がわりの台詞!
めちゃくちゃインパクト大!
というか、オメー危ねぇ奴だわ…
「てめーおれの髪の毛がどーしたとこら!」by 東方仗助
って、まさかの承太郎にもキレると臆することなく突っかかるヤベー奴!
やっぱ、歴代の主人公の中でもぶっ飛んでたわ、東方仗助…
「やかましいッ!おれは女が騒ぐとムカつくんだッ!」by 空条承太郎
はーい、、、
って、正にこれぞ承太郎ですな!
そして、こういう扱いをされたいニーズも、、、
あるそうで…
「でもあいつは心の奥の底ではやさしさがあるからね。心配はいらないわ」by 東方朋子
息子を先に貶しておいて、この台詞です。
まあ…そうなんだけどね。。。
「なんか、気になっちゃって この街のことだし」by 広瀬康一
康一の台詞だけど、アニメオリジナルなんだよな。
原作読んでる時は、あまりピンとこなかったんだけど、
アニメでクローズアップしてくれたので、
康一が実は芯が強くて、勇気があるキャラって再認識させられたんですよね。。。
制作陣に、敬礼!
「おれは いつだって どこからか おめーを見てるからな …ククク いいな!」by 片桐安十郎
仗助とアンジェロとの、いわば決闘前に交わす手袋のような台詞。
その前に、髪型貶されたことでキレて、人質取ったコンビニ強盗に突っ込んでいく仗助がまずヤバいわ!
しかも、当たり前のようにクレイジー・ダイヤモンドで、
店員の身体ごと強盗の腹をブチ抜き、
アーミーナイフを入れた上で元の戻すとか…
絶対、一回は試しただろ、どこかで。。。
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