JOJO6部_アニメ 第8話 フー・ファイターズ

Part6 ストーンオーシャン

あらすじ

突如湿地帯に現れ、

徐倫たちに襲いかかる正体不明のスタンド。

徐倫とエルメェスは本体を突き止めるため、

ほかの3人の囚人たちを問い詰めるが、

どこか様子がおかしい…。

スタンドの正体は、

ホワイトスネイクによって知性を与えられた

プランクトンの集合体「フー・ファイターズ」だった。

高い知性をもつ強敵に、

徐倫とエルメェスが挑む。

スタッフ

脚本:ヤスカワショウゴ 

絵コンテ:寺東克己

演出:久保山英一

キャスト

空条徐倫:ファイルーズあい

エルメェス・コステロ:田村睦心

フー・ファイターズ:伊瀬茉莉也

空条承太郎:小野大輔

エンリコ・プッチ:関智一

黒髪:八巻アンナ

カリアゲ:森なな子

日焼け:藤田奈央

警備員:堀井茶渡

感想

フー・ファイターズ編、面白かったな!

原作でも好きなエピソードなんですが、

アニメだと、さらに動きと声の感情が伝わってきて、

さらに良いエピソードに仕上がってましたね。

F・Fは「知性」という言葉を多用するんだけど、

その「知性」が後々の伏線になってるのを知ってて

この話を見ると言葉や行動の重みが違ってきてグッときます。

ここでF・Fが仲間になり、

さらにストーンオーシャンが面白くなっていくのが楽しみですね〜

名シーン

実はそもそも一体だった、F・F!

カリアゲ、黒髪を殺し乗っ取り、

そして、日焼けは朝に殺した囚人から

作り上げた体を操っていたと言って、

正体を明かす化け物。

自らをフー・ファイターズと呼べと叫ぶ。

以下よりF・Fと呼びます。

F・Fはホワイトスネイクより

ミジンコの集合体に記憶とスタンドDISCを入れられた生命体。

記憶とともに「知性」が宿り、

それが自我を持ち、

使命を帯びてDISCを奪おうとするものに襲いかかるようになったとのこと。

知性があると自負する割には

愚直にトラクターに近づくものを

ただ殺すだけの思考しかないようだけど…

二択を迫られる!DISCか爆弾か!

「知性なら、お前たちより上!」と叫び、

トラクター小屋へ走り出すF・F。

一方で水の中にいた分身も操り

看守を徐倫たちから遠ざけて

2人を爆破させようとする2面作戦を行う!

これは上手い作戦。

さすがに知性を感じる。

DISCか命か。選択を迫られた徐凛は…

安心して任せられるぞ、エルメェス!

F・Fに選択を迫られた徐倫は、即座に動く!

自分はDISCに向かい、

看守はエルメェスがトラクター側に引っ張ってこいと決断する!

この瞬時の判断力と

追い詰められた時の爆発力は

ジョースターの血ですな。

しかも合理的!

1人で2方向は不可能だが、

命を預けられると感じたエルメェスを頼る

というのはリーダーとして優秀。

しかもエルメェスも自分の命もかかっている

タスクを背負わされて

はやらざるを得ないといった保険もかけているっ。

既にスタンド戦は2戦目のエルメェスは

キッスを近距離パワーの人型の進化させ、

拳のラッシュも使え、

シールの応用もさらに磨きがかかり、

分身体を翻弄し、

最後はカリアゲの死体をシールで破壊して、

分身体の水分を干からびさせ、撃破!

頼りになるぜ、エルメェスの姉貴!!

もう既に歴戦の猛者の貫禄を出す徐倫!

エルメェスが看守を連れてきていることを

チラッと確認する描写を見せる徐倫。

これはアニメオリジナルですね。

心憎い!

そして、倉庫の中を水浸しにして待ち構えるF・Fに対峙する徐倫。

先手を取ったかにみえた徐倫は、

倉庫全体を浸された水から

F・Fが襲いかかり捕まってしまう。

勝利を確信し徐倫を乗っ取ろうとするF・Fだが、、、

徐倫は慌てることなく勝利宣言をする!

DISCを載せたトラクターをストーン・フリーで

畑の方に動かし看守を担いだエルメェスも合流する!

これでDISCを守るべくF・Fに

水分が少ない畑の中を追いかけさせチェックメイト!

うーん、倉庫の扉を開けたときに

目に飛び込んできた状況から瞬時に

この状況を予見して動いていたとは…

もう既に百戦錬磨の戦闘のプロだよ、徐倫は!

F・Fが仲間に!そして、黒幕が動き出す。。。

徐倫の策にハマり、

身体から水分を取られ崩れ落ちていく中でも

DISCを守ろうと必死にトラクターを追いかけるF・F。

その知性ゆえ、自分のアイデンティティを

命をかけて守ろうとするF・Fに心を打たれ、

彼を助ける徐倫。

このシーンは空条徐倫の最大の魅力を表してますよね!

例え自分を殺そうとしてた怪物であっても、

その行動理由に信念を感じれば、

それこそ「何も死ぬこたぁねぇ」と助けてしまう。

まさにジョースターの血統です。

しかも、ただ情けをかけるだけでなく、

DISCを自分の為に守ってほしいと

交換条件を提示する。

この生死をかけた直後に

こんなアイデアが出てくること自体がぶっ飛んでますよ。

F・Fは命を助けられたこともそうですが、

何より自分の行動・言動に知性を感じ、

尊重してくれた徐倫に完全に負けを認め、

彼女を守ることを決意します。

このやり取りもかなり熱い!

自分を見抜き、信頼してくれる人物に出会えることは

本当に尊いことだと思います。

そして、爆死したエートロの身体を使い、

刑務所についていき徐倫を守ると言うF・F。

これで主要キャラが3人揃いましたね!

そして、トラクター小屋で現場検証する人影が。

ホワイトスネイクの声で徐倫の危険性を認識する発言を…

おや?

本体は、、、

神父様?

ついに黒幕のプッチ神父が登場!

ますます面白くなっていきますよー!

名セリフ

「いや、実を言うとさっぱり見当もつかないわ。だから、3人ともぶちのめす!」by 空条徐倫

おいおい、父 承太郎と一緒だな!

億泰もそうだけど、

とりあえずわからんかったらぶっ飛ばすって、、、

やれやれだわ。。。

「フー・ファイターズと呼べと言ったはずだ!知性なら、お前たちより上だ!」by フー・ファイターズ

「知性」とはを語り、

それでもミジンコや化け物呼ばわりをする

徐倫達を一喝するF・Fの台詞。

何より自分のアイデンティティを重視する彼の怒りは、

中学生のような未熟さを感じつつも、

大人になった今でも頭ごなしに

上から目線でくる周りの人間に言われてるような…

共感を持ちます。

「生理用ナプキンのみてえによく吸い取るぜ。あるいは砂漠にこぼした水ってとこか?」by エルメェス

相変わらず巧みにシールを使いこなし、

F・Fの分身体を追い込んだ時の台詞。

生理用ナプキンを比喩に使う所が

ジョジョらしくてベネ。

瞬時の判断が的確過ぎるんだけど、

成長力が半端ねぇわ。

「いえ、もうあなたの”負け”よ」by 空条徐倫

F・Fに身体を拘束されて、

体を乗っ取られそうになった絶体絶命の徐倫が

静かに放った台詞。

このほぼ詰み状態かと思わせて逆転する展開が

まさに”ジョジョ”ですよね。

いくら逆転の一手を打ってあっても

冷静にこの台詞を口にできるものだろうか…

「彼は自分の”存在”のためにDISCを守っていたのよ。DISCがくれた”能力”と”知性”ゆえに自分が存在しているという、その信じられる恩のために命を懸けていた」by 空条徐倫

F・Fという”知性”を持つ生物を

的確に見抜く徐倫の台詞。

半端ないよ、その洞察力。

つまりDISCを与えたホワイトスネイクより

“知性”をくれたDISCそのものに

恩義を感じていたということですか。

それにしても徐倫の器の大きさに

頭を垂れたくなりますね。

「徐倫、あたしはあんたを守りたい」by フー・ファイターズ

エートロの体を使って監房についていく

と言った際に放った台詞。

この言葉に彼の本心からの想いがストレートに伝わります。

自分を信じてくれた人への”恩”を徐倫に感じ、

以後それが彼の使命になっていくことになります。

1人でもこの世にそんな存在がいるだけで

生きている意味を感じられます!

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