JOJO4部_アニメ 第6話 広瀬康一(エコーズ)

Part4 ダイヤモンドは砕けない

あらすじ

自転車で学校へ向かう途中、

康一は袋に入った猫をひいてしまった。

あまりの事に慌てふためく康一。

そこへ小林玉美という男が現れる。

事故にも関わらず、猫を埋葬してやるから金を出せと言い始める玉美。

訳が分からずあっけにとられる康一を、

猫をひき殺してタダで立ち去るのかと責め立てる。

罪悪感にかられた康一の胸に錠前が現れて―!

スタッフ

脚本:猪爪慎一

絵コンテ:大脊戸聡

演出:江副仁美

作画監督:CHANG BUM CHUL/SHIN HEY RAN

キャスト

東方仗助:小野友樹

広瀬康一:梶 裕貴

虹村億泰:高木 渉

小林玉美:鶴岡 聡

康一の母:長尾 歩

康一の姉:武田 華

カイ原田:バッキー木場

名シーン

小林玉美の手口

新しい自転車で颯爽と走るノリノリな康一を、

一瞬でどん底に突き落とす小林玉美のタカリ。

用意周到かつ狡猾に罪の意識を植え付けていく巧みな話術。

ほんの数分で確実に相手を理詰めで追い込んでいく様は天才的ですわ!

極力なら小林玉美に遭遇したくないですね。。。

仗助・億泰コンビ誕生!

生死を賭けた戦いの後、

お隣さん同士ってのもあり、

すっかり仲良くなる仗助と億泰。

朝から絡まれている康一を見捨てずに

状況を見定めながら華麗に救う!

この2人はバランス良いんだよね。

どっちかが突っ走ったら

どっちかが慎重かつ冷静にフォローする。

特に億泰がアタッカーで

仗助が司令塔兼回復に回った時は

ほぼほぼ無敵だろぅ。

小林玉美の罠とブラフを一個一個見抜き、

罪の罪悪感を解消していくことで心の錠を解除していく。

と思いきや、タダでは転ばず、

返すふりしてお札の角だけ置いて

退散していく小林玉美。

うーん、頭が回るわ…

覚醒する康一のスタンド能力!

康一が学校から家に帰ると、

何故か母親と談笑している小林玉美。

この時点でゾワゾワする!

この気味の悪さ、

これぞ、ミステリー!

今度は母親に言葉巧みにじわじわと追い詰めていき、

康一にも上手く牽制しながら、

「ザ・ロック」の錠をかけていく。

母親と姉ちゃんにも錠をかけることに成功し

ほぼ王手まで持っていく小林玉美だったが、

この状況に広瀬康一が激昂し、

ついにスタンド能力を顕現させる!

爬虫類のようなフォルムのスタンド名は

「エコーズ」と名づける。

パワーは弱いが、音を操る能力にて

小林玉美の植え付けた罪悪感を解消していく。

音を使った能力ってのはいくつか知ってて、

よくあるのは音波による衝撃波とか

聴覚に訴えて脳にダメージとかあるけど、

エコーズは「音の効果音を増幅して

相手に思い込ませる」というもの。

当時としては珍しいし、

主人公側のキャラとしては

かなり弱い効果に見えるけど、

今、見返すと斬新でしたね。

こういうシンプルな能力の方が

戦いの工夫ができて面白くできますね。

名セリフ

「心の罪悪感ってやつにかかった錠が外れんなら、財布出しちまったほうがいいんじゃねえかあ」by 小林玉美

まさに狡猾な小林玉美を表した台詞。

それにしてもシンプルだけど、

ルールが明確なスタンド「ザ・ロック」は、

かなり厄介ですよね。

スタンドにやられなくても

罪悪感ってやつは

自分でどんどん膨らましていく

足枷みたいなものだから、

どんどん追い込めます。

これは攻撃されたくないわ。

「うだうだ言ってんじゃねーぞ、このタコ!」by 虹村億泰

理詰めで追い詰めてくる小林玉美に、

問答無用の鉄拳制裁した後に吐く、

億泰らしい台詞!いやぁースカッとするねぇ!

「よくも…許さない!許さないぞ!」by 広瀬康一

母親と姉ちゃんにも錠をかけられ、

「さ、サイコー、イッヒー!」

と悦に入る小林玉美を見て、

ブチ切れる康一。

普段は気弱で人当たりの良い康一が、

自分の大切な家族や友人を傷つけられると

人が変わったようにスイッチが入る様は

完全に主人公ですね。

「この小林玉美をナメんなよ!このションベンくせえジャリが!」by 小林玉美

康一がスタンド能力を発動し

形勢が不利になった時に啖呵を切った台詞。

立場の弱いやつから搾取する奴が

息を吐くように言い放つ定番だけど、

たまにイラッとした時に吐き捨てたくなる台詞だしぃ。。。

「教えてやるぜ!スタンドの強さっつーのはよ、精神力の強さなんだよ。てめえは精神力も無力ってことだぜ!」by 小林玉美

スタンド能力の優劣をキッチリ教えてくれる

優しいパイセンの台詞。

スタンド能力は単純に強い弱いだけでなく

能力の相性も優劣の差となることを

精神力で説明してくれるの、

ほんと助かるぅ!

「そういえば学校で習った松尾芭蕉の名句にこんなのがあった『閑けさや岩にしみ入る蝉の声』」by 広瀬康一

エコーズの特性を理解した康一が

例えた有名な俳句。

意味としては、『本堂に夕暮れ時に訪問して、

周囲が静まり返る中、岩に染み入るように

蝉の声のみが聞こえてくるようだということ』

だそうですが、

硬い岩にも音響であれば

染み入るように浸透していく様を表し、

表面的なパワーはなくても

内部に衝撃を与えられる能力ってことかな。

この先の活用方法を見ても

使い方の幅が広い能力でしたね。

「人間てのは罪の重さに耐え切れなくなると死んだほうがましって思うんだぜ〜〜〜〜〜っ」by 小林玉美

名言というか人間の特性をシンプルに表現した台詞です。

『自分を傷つけるのは他人じゃなく

自分自身しか傷つけられない』ってのを

何かで見たことありますが、正にそうです。

どんなに誹謗中傷されても全く自分ごとだと

思わない人にはノーダメージなんですよ。

この精神力の図太さというか鈍感さが

今の時代生き残られる鍵ではないか…と、

小林玉美に教えられましたね。。。

「冗談!ほんの冗談だって!フフフフッ」by 広瀬康一

立場が逆転し、舎弟になると懇願した

小林玉美に放った広瀬康一の一言。

茶目っ気と皮肉を込めたジョークに見えて、

相手の突き入る隙をへし折る

クリティカルパンチライン!

一つの勝利は蚊トンボを獅子に変える如き

変貌を見せた康一だった!

コメント

タイトルとURLをコピーしました